式典のリハーサルを終えた経営者の方が、こう言っていました。
「完璧なんですけど、なんか……感動しないんですよね、自分が」と。
その言葉で、式典の問題の本質が見えた気がしました。
感情の化学反応は、予定していなかった瞬間に起きます。
計画された感動は、計画通りにしか届きません。何日もかけてスライドを作り込むほど、式典は完璧になっていく。
でもそれは「型通り」とほぼ同じ意味です。
では化学反応はどこから来るのか。語り手が「自分でも驚くような話」をしたときです。
えとこえの「コンパクト紙芝居カード」は、この瞬間を意図的につくるためのツールです。
ポケットから取り出した小さな絵を手がかりに、創業期の失敗談を笑いに変えながら語る。
スライドを読み上げるのではなく、絵を見ながら言葉を探す。その「探している瞬間」が、社員に伝わります。
準備していない言葉の方が、準備した言葉より届くことがある。
これは経験から言えることです。
式典の台本を整えるより、一つだけ台本なしで語れる場をつくってみてください。
そこから化学反応が始まります。えとこえはその場の設計を一緒にします。

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