理念を全員が言えるようになった。
それなのに、現場の判断は以前と変わっていない——この経験をしたとき、正直、途方に暮れました。
えとこえを立ち上げる前の話です。「頭ではわかっている。でも体が動かない」というのは、実は人間にとって自然なことです。知識は「インプット」で得られますが、行動は「経験」からしか変わりません。
理念カードを配ることも、PDFで共有することも、インプットに過ぎません。
では何が行動を変えるのか。自分の物語と重なったとき、です。
えとこえの「紙芝居メソッド」が提案するのは、語る場をつくることです。
1枚の絵を手がかりに、創業期の失敗談を笑いに変えながら語る。
「なぜこの理念に行き着いたのか」という人間の話を聞いたとき、社員は初めて「これは自分の話でもある」と感じ始めます。理念が「お題目」から「判断基準」になる瞬間は、感動した瞬間です。
感動は論理では起きません。人間の体験から起きます。うまく語れなくてもいい。
むしろ少し不完全な話の方が、聞いた人の記憶に残ります。
整いすぎた言葉より、迷いながら語った一言の方が、行動を変えることがある。
これを信じているから、えとこえは紙芝居にこだわっています。
理念が行動に変わらないと感じているなら、えとこえに声をかけてみてください。

コメントをお書きください