「それ、紙芝居にしましょう!」がプロジェクトの混乱を収束させる理由

会議が3回目になっても結論が出ない。そういうとき、私は「それ、紙芝居にしましょう」と言います。

たいてい、その10分後に議論が動き出します。

プロジェクトが迷走するのは、情報が少ないからではありません。

多すぎるからです。

複雑な仕様書、飛び交う専門用語、それぞれが違う情報に注目しているから足並みが揃わない。

「ゴールはどこだ」という問いに誰も答えられない状態になります。

「それ、紙芝居にしましょう」という一言が何をするかというと、全員に「1枚の絵で説明する」という制約を与えることです。

1枚の絵に収まらないプロジェクトの要件は、まだ整理されていないということ。

絵を描こうとする中で「本当に伝えたいことは何か」という問いが生まれます。その問いに答えるプロセスで、枝葉が落ちてゴールが見えてきます。

複雑なプロジェクトほど、シンプルな絵に変換する作業が有効です。

全員が同じ1枚の絵を見ているとき、初めて「自分たちは同じゴールを目指している」という感覚が生まれます。

議論が煮詰まったとき、一度「紙芝居にしてみましょう」と言ってみてください。

えとこえはその変換を一緒にします。