伝えたいことが多すぎて、何から話せばいいかわからなくなったとき、私はカードを机に広げます。
「あれも伝えなきゃ、これも言っておかないと」——情報を詰め込んだ厚い資料を作るほど、社員の理解は遠のいていく。
伝わったと思い込むことが最大のミスだとすれば、情報を増やすことがその罠を作っています。
えとこえが紙芝居の制作で実践しているのが、PCを閉じて白いカードを机に並べるという作業です。
デジタルスライドをいじっていると、どうしても細部の体裁に引っ張られます。
でもカードを机に並べて全体を俯瞰すると、「本当に言いたいこと」が浮き彫りになってくる。
重要でない情報は自然と端に追いやられ、伝えるべき核心が中央に残ります。
この作業が「要約力」を鍛えます。カードは動かせます。
順番を入れ替えながら「どこで相手の興味を引くか」「どこに余白を作るか」を考える。
画面の中ではできない、全体を手で触りながら考えるプロセスです。
100の情報を抱えていた頭が、気づけば3枚のカードに整理されている。
その瞬間、伝えるべきことが見えてきます。
まず一度、PCを閉じてカードを広げてみてください。
えとこえはその整理を一緒にします。

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