「それ、紙芝居にしましょう!」——形骸化した定例発表を、組織が動き出す場に変える

「それ、紙芝居にしましょう!」と提案すると、経営者の方はたいてい鳩が豆鉄砲を食ったような顔をされます。

でもその3分後には、会議室の空気が変わっています。

静まり返った会議室に、プロジェクターのファンの音だけが虚しく響く。

どれほど美しいスライドを用意しても、社員の反応は「またパワポか」という沈黙。

その光景、経営者なら一度は経験しているはずです。情報の洪水は、社員の思考を止めます。

伝わったと思い込むことが最大のミスだとすれば、完成されすぎた資料こそがその罠を作っています。

紙芝居にはデジタルのスライドにない力があります。

表紙の1枚の絵をパッと掲げた瞬間、スマホに落ちていた社員の視線が戻ってくる。

カンペを捨てて自分の肉声で語るから、言葉に体温が宿る。

説明しきらない余白があるから、社員が自分ごととして想像し始める。

失敗談を一つ笑いに変えて語れば、会議室の空気は一変します。

関西人の私から言わせると、プレゼンで笑いが起きない日は少し損をした気分になります。

形骸化した定例発表は、作り方から変えられます。次の発表で一度、カンペを捨ててみてください。

えとこえはその相談に乗ります。