正論で人は動かない。私がアパレル役員時代に痛感した、組織を動かす「感情のスイッチ」

アパレル企業の役員として経営の最前線にいた頃、私は大きな壁にぶつかっていました。

どれほど正しいロジックを説き、緻密な数値目標を掲げても、現場の社員たちの心に火が灯らないのです。

 

アリストテレスは人を動かす三要素として「論理・熱・信頼」を挙げましたが、

多くのリーダーシップの現場では、論理(ロゴス)に偏りすぎています。

大人は「正論」には反論しませんが、納得しなければ行動もしません。

 

そこで必要になるのが、ストーリーテリングによる「感情のスイッチ」です。スタンフォード大学の研究でも、

物語を伴う情報は記憶定着率が最大22倍になると証明されています。

私は自身の「失敗談」や「葛藤」をあえて自己開示(オープンさ)し、

企業のパーパス(存在意義)**を血の通った「物語」として語り直しました。

 

人は「正しいこと」ではなく「共感できること」のために動きます。

株式会社えとこえの紙芝居メソッドは、このナラティブな力を活用し、

組織に「熱(パトス)」を取り戻します。

理屈を超えた共感が生まれたとき、組織は初めて自律的に動き出すのです。